2006年10月31日
「坐骨神経痛」は症状名、なぜ坐骨神経が痛くなるか、原因を探るのが大切
来院される患者さんで、「お尻の部分が痛いので病院に行ったら坐骨神経痛だといわれました。」と痛みを我慢して来られる人が多い。
坐骨神経痛とは、坐骨神経(腰椎から出ている太い神経)に痛みが出ていることで、症状の名前をさしている。つまり胃の症状でいうと「胃が痛い」のと同じことだ。胃の場合は、胃が痛い原因を探すのに、坐骨神経痛の場合や肋間神経痛の場合は、症状名を聞いただけで安心するのだろうか?
胃が痛い場合は、胃潰瘍であったり、胃炎であったり、必ず原因を検査するし、患者さん自身も「先生、なぜ胃が痛いのでしょうか?」と原因を聞きたがる。
なのに坐骨神経痛と聞いただけで安心しているのか、それ以上追求しない。
坐骨神経とは、腰椎から出ている太い神経であるとお話しましたが、その腰椎の神経が出る出口が何らかの原因で変形して、神経を刺激して痛みが出ているわけだ。その神経を刺激している原因は、腰椎椎間板ヘルニアであったり、変形性腰椎症であったり、腰部脊椎分離すべり症であったり、腰部脊柱管狭窄症であったりする。いろんな原因で坐骨神経の出口を刺激することで、坐骨神経に痛みが出る、それを坐骨神経痛というわけだ。治療は、原因を治せば良いことになる。
坐骨神経痛の治療は神経ブロックが最適であろう。
doctorbrog at 15:13
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